京都の御殿舞から生まれ、能の様式美などをとり入れ女心の哀しみ、切なさ、恋の哀しみなどの人間の内面を、地唄の三味線にのって優雅に格調高く、又ときには軽妙に表現するのが上方舞の特徴です。
地唄の曲に合わせることが多いので「地唄舞」ともよばれております。
地唄舞は、座敷で屏風と燭台の明かりだけで舞うため、狭い空間で舞えるような振り付けになっています。現在では舞台で舞われることが多くなりましたが、屏風と燭台だけを舞台装置として用い、お座敷の雰囲気を出します。
「水鏡」
「浪花十二月」
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